2006年11月26日

受験勉強において、制限時間とどう戦えばいいか?


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かずまさんから次のようなコメントをいただきました。

今日、センターの現代文の問題をときました。

なぜかセンターの問題だと時間の焦りというか、文が難しく感じるというか変な先入観があって対比などもうまくつかめない自分がいます。m(__)m
センターの文が一般的な私大のより難しいということはないですよね?

文を読むのに先走り、内容がうまくつかめません。。意識していても時間を気にして焦ったり、かといってじっくり読むと時間がかかりますm(__)mとても悲惨です。。現代文を克服しようと頑張ってもいっこうに伸びが感じられないです。


読者のみなさんの中にも、かずまさんと同じようなお悩みを抱えていらっしゃる方も多いと思います。

要するに、制限時間とどう戦うかという受験勉強の永遠のテーマです^^;

現代文に限らず、どの科目に関しても言えることですが、じっくり問題をやると時間オーバーになる。かといって、スピードを出すと正答率が悪くなる。じゃあ、どう勉強すればいいの???って、わからなくなるんです。

現時点でのぼくの意見を書いておきますね。>かずまさん

こんにちは^^

>センターの文が一般的な私大のより難しいということはないですよね?

一般の私大をどのレベルの大学と考えるかによりますが、少なくとも早慶上智やマーチの過去問よりは難しくないだろうと思います。

難しく感じる原因は、「制限時間のプレッシャー」があるからだろうと思います。

ぼくの考えでは、学習の初期で時間を気にしてばかりいると逆効果になります。なぜなら、時間を気にしすぎると読解が雑になるからです。これをくり返していると、雑なフォームが定着してしまいます。その結果、勉強しても正答率が上がらない、逆に下がってしまう、という事態に陥る可能性があります。

車の運転と同じです。

最初は教習所でゆっくりと運転の基礎を身につけて、次に一般道、高速道路にいくでしょう?運転技術が身についていないのに、一般道でスピードを出したら事故につながかねません。いや、必ず事故るはず^^;

一般道や高速道路でスピードを上げるために、教習所でカメのようにのろのろと運転しながら技術を身につけるんでしょう?

それと同じで、読解法が身についていない段階でスピードアップを図るのもよい策ではありません。

まずはゆっくりと読解フォームを確認しながら練習することが大事なのではないでしょうか?

最初のうちは、ここをこうやって、次にこれを考えて、、、というふうに、読解フォームを意識的に確認しながら問題を解いていきますから、当然時間がかかります。これは、フォームを確立するために絶対必要な作業です。特に「意識的に確認しながら」がポイントです。

読解法をならっても、結局「自己流」で問題を解いてしまう人が多いようです。これではいつまでたっても進歩がありません。習った読解法を自分で問題を解くときに「意識的に使ってみる」(さらには「自分流にカスタマイズする」)ことで、はじめて「身につける」(=身体化する)ことができるのです。

しかし、練習をつんで慣れてくれば、フォームが体になじんでほとんど無意識にできるようになります。ですから、かかる時間も短くなっていきます。つまり、自然にスピードアップができるというわけです。

直前だからそんな時間ない!と思われるかもしれません。

いいえ。そんなことはありません。

次の作業をすることで、読解フォームの確立を人の数倍早く行うことができます。

では、その作業とは何か?





ずばり、、、















素振り!



です^^;

野球をやっている方はバッティングフォームを確立するために素振りをするでしょう?現代文でも同じことをやってみたらどうでしょうか?

つまり、

@問題を解く

A解説を読んで解法を理解する

B同じ問題を解説どおりに「解いてみる」

このBの作業が「素振り」です。

解説を読んで読解法は理解した。でも、この段階では、理解した解法がまだ使える状態になっていません。

使える状態にするために、同じ問題を使って解法のプロセスを確認するのです。答えを覚えていてもかまいません。この段落はこうやって読める、この問題はこうやって解く、ということをざっと確認するのです。一回ではなく、何度も行ってください。

これをくり返していくことで、読解のプロセスが身体化され、読解フォームを確立することができます。

多くの人はこのBの作業をやらずに、次の問題をやろうとするでしょう?だから、いつまでたってもできるようにはならないんですね。ただ問題をやっているだけですから。そのうち、「現代文はやっても意味がない」とか言うようになるんです^^;

現代文は復習しても意味がないという意見を聞きますが、大間違いです。復習しないからできるようにならないのに。

このように現代文では復習の作業はほとんど行われていないので、復習をやったひとは数倍早く上達します。

長くなりましたが、現時点でのぼくの意見は以上です。

わからないところがあれば、またお気軽にコメントしてくださいね。

あ、それと、「解ける/解けない」というプレッシャーをかけすぎないように。「解ける→うれしい」「解けない→がっかり」と一喜一憂しても何の意味もありません。そんなことより、試験本番で解けるようにするには、何が必要か、どんな勉強をすべきかを冷静に分析して勉強することが大切です。

というわけで、へこたれずにがんばりましょう!

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posted by カズマ@大学受験勉強法 at 20:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大学受験お役立ち情報
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